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2009年7月10日 (金)

「言志後録」 12

 人間の間におこるもめごとや社会におこる事変は、余り深く考えすぎてこれを処理しようとすると、かえって、失敗することがある。大抵の場合は、軽く見て、あっさり処分すれば、それが急所を突いている場合が少なくない。(61)

 トラブルが発生した瞬間は、パニック状態になっていることが多い。したがって、原因や理由がわからないから、解決のための道筋も見えない。
 ここで言いたいのは、パニックにならないように、起こった出来事をあまり重大に考えないようにするがよい、ということか?はたしてそれでいいかどうか。

 事は常に重大事に捕え、それでいてパニックには陥らず、冷静沈着に、しかもすばやく対処する。これが理想なのではないかと、私は思う。「軽く、あっさり」という姿勢が後で事をこじらせる。対応が遅れたために事が複雑重大になる。こういったことを結構多く見聞しているからである。

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