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2008年12月31日 (水)

今年の作品

 2008年も今日で終わる。
 今年の作品を振り返ると、水墨画では「流氷」、木彫では「待合わせ」が、自己推薦の「特選」である。そのほかに、水彩画、油彩画も少数描いたけれど、自己展にも並べられないレベルである。
 水墨画は、15号で、北海道に旅行したとき観光砕氷船から撮影した写真をもとに描いたもので、全国総合水墨画展に入選して、国立新美術館に展示された作品。これは、以前この記事で紹介したように思う。
 Cimg0235
 木彫では、写真(横向きで失礼。向きの変え方がわからないもので)が「待合わせ」で、高さ24センチ、桂材、木彫オイル仕上げである。日高市美術展に出品したが、入賞しなかった。ポーズのヒントは、ファッション誌に出ていた写真。無料でくれる通販のカタログにあったものからヒントを得て、およそのスタイル画を描いて制作にかかった。

 今年、水墨画はクラブにほとんど欠席なく出ているので、週二回の活動で描いたものだけでもかなりの枚数になる。そのほかに、自習で描いたものもあるので、相当な枚数にのぼるだろう。
 木彫は、政策メモを見たところ15,6くらいを作っている。現在制作中のものも3つくらいある。

 来年は、もう少し上達するかどうか。他人の心をひくようなものができればいいが。

2008年12月25日 (木)

「言志後録」 5

 官職にある者にとって好ましい文字が四つある。それは、公の字、正の字、清の字、敬の字の四つである。よくこれを守れば、決して過失を犯すことはない。また、好ましくない字が四つある。それは、私の字、邪の字、濁の字、傲の字の四つである。かりにもこれを犯したならば、いずれも皆禍を招く道である。(14)

 官職にあるなしにかかわらず、人間としてこの世にある限り大切に心がけるべきことである。
 そうあるべきものとして、公平無私であること、正しくあること、清廉潔白であること、自己に慎み深く他を敬うことをあげている。公も正も清も即わかるが、注意を要するのは「敬」である。敬うという意味は知っているが、「自分に慎み深くある」という意味が付随していることを見落としがちだ。
 そうあってはならないものは、当然そうありたいものの反対。不公平、よこしま、不品行、おごりたかぶる、これらをあげているわけだ。

 今年一年を振り返ると、そうあってはならない文字に満ちた世情だったような気がする。押し詰まってから、経済状況の悪化から特にひどい状況になったように思う。
 世情に疎い自分には、わからないことだらけだ。「派遣切り」が毎日のニュースをにぎわせているが、どこかがおかしい。根本は、「派遣」を商売として認めたことに問題があるのではないか。働いた人からピンはねして会社が成り立つ、これはどうしても納得がいかない。また、「派遣」をした会社にとっては、派遣社員は自分のところの社員なのではないか。派遣先から切られたならば、派遣会社が彼らの面倒を見るべきなのではないか。
 景気が良い時には、企業はあくなき欲望を発揮して、利益を追求する。いつかはそんなに売れなくなることを心配しているようにも見えない勢いだ。そして、不況になれば、派遣社員で労働力調整をする。まったくの使い捨てだ。
 派遣社員の人たちは、いつかこんなことになるということは考えていなかったのだろうか。考えていれば、その時に備えた日常であったわけで、明日から困る、ということにはならないのではないかと思う。30万なり40万なりの給料をもらっていれば、どうしてもそれなりの生活をしてしまいがちだが、私たち年金生活者でも年金額の何割かの生活をしてもしもの時に備えているのだから、不安定な立場の人は収入の半分ぐらいの生活が必要になるのではないかと思う。まったく厳しい時代、社会だ。

2008年12月14日 (日)

「言志後録」 4

 下に仕える役人が一生懸命自分の職務に尽くすならば、上役の者はよく励ましほめて指導してやるがよい。時には理屈に合わない見解があっても、まずはしばらく容れておいて、機を見て徐々に諭すがよい。決して頭ごなしに抑えつけてはよくない。抑えつけると、意気を阻喪し、たるんで、それから先真心を尽くさなくなってしまうものだ。(13)

 職場における上司の部下を指導する際の心構えを述べたもの。まことにもっともである。私自身、若い頃にはそのようなご指導によって随分と引っ張り上げていただいたことがあったに違いない。しかし、自分が年長になってから、どれだけそのようにしてきたか心もとない。心の片隅には、このような心がけを持ってはいたけれど。
 この教訓は、教育や子育てにおいても共通するものである。「育てる」ということに共通する教訓で、冷静さと忍耐、それと時間が必要な原理原則だと思う。
 家庭でも学校でも即効が美徳とされ、すぐにいい答が出なくてはならない、いい結果が出なければならないという風潮が強くなってから、教育が崩壊したと思う。
 水を飲みたがっている馬に水を飲ませるのは容易であろうが、飲みたがっていない、飲むことを忌避している馬に飲ませるのは困難であろう。指導を受けようとしていない者に対するのに、いくら予備校の優れた授業者が講義をしても無駄なこと。第一、子供を教室に入れるところから始まる学校もあるのだ。

2008年12月 9日 (火)

会津磐梯山の雪化粧

11月26・27日に、会津に行ってきた。
025  猪苗代湖畔の食堂で磐梯山を眺めながらビールを飲んだ。ビールもおいしかったが、つまみにとったソーセージもおいしかった。それ以上に、何日か前に降ったという雪で薄化粧をした磐梯山が素晴らしかった。
 この日は、芦ノ牧温泉の大川荘に泊った。翌日、大内宿や塔のへつりなどを観光した。これはと思った景色をカメラに収めて、帰宅してから絵にする材料を仕入れた。
 今回の旅行はバスツアー。一人18000円弱の払い込み。個人で出かけては、とてもこんなに安くはいけない。行程もゆったりでよかった。

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