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2008年10月 4日 (土)

「言志録」 37

 俄かの出来事をうまく処理して信用を勝ち取り、その功績が土台になって平日の信用がますます加わる場合がある。また、平日の信用があるために、時に臨んで手柄を顕すこともある。(149)

 ノートには、この項の抜き書きの後に所感がメモされている。抜き書きした時に、書き付けたものだろうが、どういう心境であったかはわからない。そのメモは以下のとおり。

 トラブル等が発生した際の対処の仕方で職員の信用が得られることがある。従って、急変のときの対処は大切である。また、ふだんは変事なく過ぎているわけで、その何事もなき日の仕事ぶりが大切である。

 トラブルの処理によって信用を得、それを力に平常の日々の仕事に精励する。そうすることによって、再び難事が起こった時にそれまで以上の力をもって処理できる。そういう好循環があるに違いない。

 このことと似ていることがある。年金問題で、次々と出てくる不正問題の対処に懸命な大臣の姿勢。そのタフさ、誠意に感心する。決して自分が行った不正ではないし、政権を担っていた政治家の行ったことではない不正。官僚やその配下の機関が行った不正。しかし責任がなくはない。懸命に対応している大臣に、声援を送りたい気持ちだ。おそらくこの問題の処理は、余人をもって代え難いだろう。ましてや、政権交代があった暁には、官僚たちがこれまで以上に政治家に非協力的に背を向けて、政治に停滞、遅滞を招いて混乱がひどいことになるような気がする。官僚を配下のように「使いこなす」なんて、侮ってはならない。

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