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2008年7月15日 (火)

「言志録」 27

 人を喜ばせ、おどらせ、元気を外にのびのびさせるものは音楽である。人をして、身を整え、心を慎ましめ、内に引きしめさせるものは礼でである。これら相反する二面を調和させ、人をして喜びの中に心を引きしまるものあらしめるのは、礼楽合一の妙である。(72

 音楽の中でも、明るい、軽快なリズムの音楽を聞くと心が浮き立つ気分になる。そうではない音楽でも、心を和らげたり、落ち着かせてくれるものがある。音楽の効用は、人生に重要な役割を持つ。
 ここでは、音楽によって心身の高ぶる状態を引き締めるものとして、「礼」を挙げているわけだが、このことは、ただ礼楽に限ったことではなく、「相反する二面を調和させる」ことの重要性を言っていると思う。
 誰の言葉だったか忘れたが、「自信と謙遜の間」にあるのが役者として大事なことだ、とある俳優が言っていたのを読んだか聞いたかしたことがある。これもそうだが、どの道にあっても、どこにいても、一方に偏することを戒めているわけだ。「中庸」がいい。「いいかげん」「適当」がいい。

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