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2008年7月27日 (日)

飯能市美術展

 飯能市美術展が今日まで開催されている。一昨日当番で行ってきた。

 今年は、市民会館の地下ギャラリーで、全部門一緒に展示している。全部で140点ほどで、絵画と書が多い。役員の人に頼まれて、今年から実行委員ということでお手伝いをすることになった。事前に2回の会合があったが、他の予定があって欠席。受付当番を午前10時から午後6時までやってきた。あと、今日の夕方から搬出作業のお手伝いがある。

Cimg0067 私の出品作品は、写真のような木彫レリーフである。41x59センチ、厚さ4センチの「アサメラ」という俗にアメリカケヤキという木に、チェラールという選手があん馬の演技をしているところを彫った。題名は「回想ー東京オリンピック」。現在の体操選手とコスチュームが若干異なる。あん馬の形も少し違うところに、歴史を感じさせる。着色塗装をしてあるのかという質問を受けたことがあったが、着色はしてなく生地の色のままである。ただ、木彫オイルを塗布してある。

2008年7月20日 (日)

「言志録」 29

 上に立つ者は次のようにありたい。
 さとく明らかに物事を洞察し、しかもおもおもしく穏やかであり、その態度は威厳があって、しかもわだかまりがない。(79)

 「次のようにありたい」と言っているから、願望であり、目標であるのだろう。上に立つ者に対しては、さまざまな資質が要求される。最近の社会状況の中で痛感するのは、上に立つ者の倫理観の欠如である。
 少し前には、食品の偽装問題が盛んに取り上げられ、現在は教員採用試験の不正問題である。
 大分県の不正のひどさには驚いた。さまざまな問題を含んでいるが、結局、倫理観の欠如につきる。そのほかの問題を挙げれば、特定のひとりに作業が集中している体制の問題、競争試験のように点数で序列化する選考資料の問題、現・旧上司や議員などの口利きがまかり通る悪い慣習の問題など。
 教員採用は、一般の公務員試験と異なり、選考であるという特色を知らないで報道しているという感じがしなくもない。たとえば、試験には直接現れない過去の経歴、特技なども採用の上で重要な資料になってよいと思う。臨時任用であった期間の勤務状況がよければ、即戦力として採用されてよいだろう。また、クラブや部活の指導のできるものを求めている時には、経歴に該当者があればそのものが採用されてよいだろう。したがって、教員採用では、点数化できる試験結果は、三段階位に分類し、中以上なら選考対象になるようにし、そこに点数化しにくいさまざまな要素をプラスして選考資料にすればいいのだと思う。透明性や公平感の点で万全ではないが、教員という特殊な職に携わる者を選ぶには、その方がベターだ。学力があり、人前で調子の良い弁舌を披歴できても子供と遊べない人物は、教師として不要なのだから。
 議員の口利きは、問題の大分県に限らずかなりのところで行われている。これは、議員が有権者の力をかさにして職員に圧力をかけているもの。少しでも早く結果を知らせれば、自分の力を誇示することができ、恩義を売ることができ、それが次の選挙につながることになる。物品の授受がなくても、贈収賄に匹敵する悪行だ。議員の「俺が、おれが」意識をなくさなければ、これはなくならないだろう。

2008年7月16日 (水)

「言志録」 28

 一呼吸も自然の音楽であり、談笑も人心を和らげる音楽である。手を一つあげるのも、足を一つ動かすのも、皆礼である。(78)

 この項の注に、「日常の行動のなかに、楽も礼も存在するものだ。したがって、日常の行動は楽や礼の精神にはずれないようにあらねばならない」といっている。
 楽や礼の精神がどのようなものであるかは知らない。はずれないようでなければならないというからには、一定の「規範」があるのだろうが、それがどんなものかも知らない。
 しかし、呼吸にしてもリズムがあり、談話の場面にも話の飛び交う様子に遅速、高低などの波があるということが分かる。これらが乱れると、不快であったり苦痛であったりするわけである。
 一挙手一投足にも「礼」にかなうようでなければならないというのは、言わんとすることが分からないわけではないが、凡人にとってはなかなか難しい注文である。私には到底到達できない努力目標だ。努力も真剣にはする気にならない高さだ。我が家の内にあっては、テレビを見ながらごろ寝をしたり、暑い日の湯あがりに裸でいつまでもいたりする。音高らかに放屁し、家内に叱られたりもする。
 なんでもそうだが、知識として知っていても不十分なのであって、それが行動に結びつかなければいけない。行住坐臥、しかもごく自然に行われている、そういう状況になって、満足なわけだ。そして、「聖人君子」と言われる人になる。しかし、努力してそういう域に達しようとは思わない。それよりも、家にあっては思いのままがいい。

2008年7月15日 (火)

「言志録」 27

 人を喜ばせ、おどらせ、元気を外にのびのびさせるものは音楽である。人をして、身を整え、心を慎ましめ、内に引きしめさせるものは礼でである。これら相反する二面を調和させ、人をして喜びの中に心を引きしまるものあらしめるのは、礼楽合一の妙である。(72

 音楽の中でも、明るい、軽快なリズムの音楽を聞くと心が浮き立つ気分になる。そうではない音楽でも、心を和らげたり、落ち着かせてくれるものがある。音楽の効用は、人生に重要な役割を持つ。
 ここでは、音楽によって心身の高ぶる状態を引き締めるものとして、「礼」を挙げているわけだが、このことは、ただ礼楽に限ったことではなく、「相反する二面を調和させる」ことの重要性を言っていると思う。
 誰の言葉だったか忘れたが、「自信と謙遜の間」にあるのが役者として大事なことだ、とある俳優が言っていたのを読んだか聞いたかしたことがある。これもそうだが、どの道にあっても、どこにいても、一方に偏することを戒めているわけだ。「中庸」がいい。「いいかげん」「適当」がいい。

2008年7月10日 (木)

利尻・礼文フラワーハイキング

 利尻・礼文フラワーハイキング  その3

Cimg0055  4日目の前に
 左の写真は、礼文島の桃岩展望台から見た利尻富士。左隅に入れた花は、オオハナウド。
 昨晩の食事も海の幸が盛りだくさん。生うにの海水流し、うに一夜漬け、たこ三升漬け、ぼたん海老、ホタテ、水だこ、ひらめ、タラバガニ,煮うに、水だこのしゃぶしゃぶなど。おいしく満腹。

 4日目
 5時40分ころ、朝の散歩に出かける。風が強いが、海岸まで出かける。7時40分、宿を出発し、鴛泊港へ。そこから稚内まで船旅。船内は、非常に混んでいた。船室内に座りきれず、通路に新聞紙を敷いて座っているものもいた。
 稚内で、早めの昼食。かにめし。買い物をしたり、トイレ休憩をしたりしながら新千歳空港に向かい、空港に6時過ぎに到着。食事をしてから、8時30分発・羽田行きに搭乗する。
Cimg0058 Cimg0057
  左は、開き始めたところのエゾニュウ。初めて見る異様な姿のハナ。右は、エゾスカシユリ。
 今回の旅行は、おいしい食事、それも当地の産物の食事がよかった。また、珍しい花を解説を聞きながらのハイキングがよかった。再度行ってみたい旅行。ただし、空路は、新千歳ではなく、もっと北の空港ならばなおよかった。

2008年7月 9日 (水)

利尻・礼文フラワーハイキング

 利尻・礼文フラワーハイキング  その2

 3日目の前に
 礼文の宿は、非常によかった。昨日は早く宿に入ったので、夕飯前に風呂に入ったが、湯につかりながら海岸が一望できる。浴室がきれい。早朝には清掃・整理整頓ができていて気持ちがよい。客室にも「おもてなし」の心を感じさせる配慮がある。たとえば、「今日は礼文島を訪ねて下さりとてもうれしいです。あしたてんきになりますように」と、毛筆で書かれたメッセージが卓上にあり、それに添えて手作りのテルテル坊主が置かれている。お茶のセットが置かれているのは普通のことだが、割と上等な茶葉が茶さじとともに茶壷に入っていて、これをネットの装着してある急須に入れて湯をさすようになっている。冷水もポットに入れておいてある。館内案内の綴りが置いてあるのも変わりないが、案内の各ページに礼文の花の写真が入れてある。もちろん、玄関や廊下に生け花、絵画、陶芸品なども置かれている。
 昨晩の食事は、ここに来てよかったと思う内容。器がなかなかこったものを使っている。海の幸を豊富に使った懐石料理。生うにもたっぷり食べた。

 3日目
 早朝の散歩は、雨が降っていたのでやめる。朝食も感心するほど手がかかっている。めいめいの膳で、うにの茶碗蒸しほか多種の料理がいい器に盛られている。
 8時頃宿を出て、礼文林道のハイキングに出かける。花ガイドの案内で、昨日とは植生が異なる山道を歩く。濃霧と強風で、合羽を着用して歩くのも大変なところもあったが、道端の花々を説明を聞きながら約2時間歩く。
 その後、バスで島内観光。スカイ岬、スコトン岬などを遊覧。朝のうち降っていた雨は、宿を出る頃にはやんで、傘を使う必要はない。もっとも、林道を歩くときは霧で強風、傘は使えないから合羽を着たのだ。土地の人は「じり」と呼ぶ濃霧は、傘をさしたのでは濡れるのを防げないそうだ。
 香深港に着いて、昼食にうに丼。食後、利尻島に向かう。船内はかなり混んでいて、船室のカーペットに横になることはできない。
 利尻の沓形港に15字頃着いて、バスで島内観光。仙法志御崎公園、おたとまり沼を見た後、南浜湿原。ここを花ガイドの案内で約1時間歩く。その後、姫沼の周りを歩いて一周する。利尻は礼文とは全く異なる植生、自然環境。火山の島。利尻富士は全く見ることができなかった。
 宿には6時40分到着。7時から夕食で、風呂に入らないで夕食会場に集合。

 今日の記事はこれまで。撮影した写真を含め、次回に続く。

2008年7月 8日 (火)

利尻・礼文フラワーハイキング

 「利尻・礼文フラワーハイキング」 その1

 先週、3泊4日のツアーで北海道北端に行ってきた。

 1日目
 新千歳空港からバス。途中、砂川ハイウエイオアシスで昼食。「松尾のジンギスカン」は、以前も食べたことがあるが、ツアー旅行の昼食としては良好。肉に味付けがしてあり、それが野菜と調和して美味。
 サロベツ原野で湿原を散策した後、豊富温泉の宿に入る。18時頃到着で、19時から夕食。

 2日目
 5時に起きて、宿の周辺を散策。温泉といっても周りにほとんど建物がなく閑散としているが、野草だけは群れをなして咲いている。特に、紅輪蒲公英(コウリンタンポポ)という花が、目をひく。6時30分から朝食。7時30分、宿を出発。
 宗谷岬、稚内公園に寄って、稚内港から礼文島に渡る。幸運にも船は空いていて、戦室内がゆったりしていた。下船後、昼食。「ホッケのチャンチャン焼き」は、生ホッケに味噌とねぎを載せて焼くが、期待はずれ。以前、鮭のチャンチャン焼きを食べたことがあるが、それもおいしくなかったので、チャンチャン焼きはおいしくないものというイメージができてしまいそう。
 その後、桃岩展望台コース約5キロを、花ガイドの案内でハイキング。多種多様な珍しい花が咲き、ガイドが説明してくれるが、あんまりに多いのと似ているものもあるので覚えられない。レブンウスユキソウ、チシマフウロ、レブンシオガマ、イブキトラノオ、エゾニュウなどなど。行者にんにくの花もはじめて見た。
 かなりきつい坂もあったが、展望台で利尻富士が見られ、疲れも忘れる。ガイドの話では、利尻富士が見られるのは、10日か2週間に1度くらいなもので、天候に左右されてなかなか見られないのだそうだ。旅の案内書にはきれいな姿をした写真が載っているので、ここに来たら見られると錯覚してしまう。2日前には寒さと強風で大変だった、今日は暖かいし風もそれほど強くないというガイドの言葉に、我々の旅の幸運を喜んだ。それでも風は強く、台風の実況をするアナウンサーのテレビ映像に近い様子で歩く場面もあった。
 宿には、5時過ぎに着いた。以下、次回。

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