« 「言志録」 20 | トップページ | 誌上展ー楽しみの書画展 »

2008年5月26日 (月)

お役所の生活機能チェックリスト

 市の介護福祉課から「生活機能チェックリスト」なるものが送られてきた。チェックのための質問項目、質問の仕方がいい加減なのに憤慨している。

 どういう人が、どういう回答を得ようとして作成したのだろうか?携わっている仕事の関係から来る先入観、思い込みによって作られた質問としか思えない。あるいは、文章表現力の不足か注意力の不足なのかもしれない。
 例えば「階段を上り下りするときに手すりにつかまるか」という質問がある。答えは、「はい」か「いいえ」の二者択一。どう答えればいいのだろうか?つかまるときもあれば、つかまらないときもあるからだ。わたしがつかまる場合は、安心・安全・容易さのためである。てすりに頼らないと階段の昇降が困難だからではない。質問者は、おそらく手すりにつかまらないと昇降が困難かどうかを聞きたいのではないかと思うが、どうだろうか。
 また、「椅子から立ち上がるときに何かにつかまるか」という質問がある。全くいい加減な質問だと思う。食事が済んで立ち上がるときに、テーブルの上に手をつかないで立つものがどれだけいるだろうか?自分の動作を振り返ってみればわかりそうなもの。あるいは、レストランでウォッチングしてみればわかりそうなものだ。私はテーブルに手をつかなくても立ち上がれるが、そうするためには椅子を相当後ろまで引かないと立てないわけで、そうしないで立とうとするために手を卓上についているのだ。こんな質問にどんな意味があるのだろうか?あきれてしまう。
 昨年も同じ質問があって、あえて「はい」を選択して回答したところ、医師の問診で「これは介護の要・不要のための質問だ」と言われたが、健診結果が届いたのを見ると「介護支援プログラムをすすめる」という内容だった。つまり、全く機械的に丸をどこにつけたかの個数で区分して評定しているのだ。私のように、ほとんど毎朝1時間あまりもウォーキングしているものに、どういう介護支援プログラムを紹介しようというのだろうか?
 「友人の家を訪問しますか」という質問があった。私の答えは「いいえ」だ。これはマイナスポイントになるのだろう。しかし、私にはわざわざ訪問するような付き合いをしている友人がいないから、「いいえ」と答えなければならない。いくつものサークルに入っているので、お付き合いしている人は数多い。しかし、わざわざ家庭にお邪魔するほど濃い付き合いをしていない。こんな友人付き合いは、普通ではないのだろうか。皆さん、お友達の家に訪ねるているのだろうか。
 終わりのほうの調査に、介護支援プログラムについて、その効果や継続の可能性について質問があった。答えようがない質問だ。プログラムの内容がわからないのだから。どうしてこんなことを聞くのだろうか。ほかの人たちは、きちんと答えているのだろうか。

 つけたりに、市の集団胃検診についてのクレーム。今年申し込んで、検査に関する書類が来た。その中に「開腹手術」をしたことのあるものは受けられないとあったので、電話で質問した。私の場合、60年ほど前に虫垂炎の手術をしたが、これも受診できないに該当するかと。こたえは「イエス」。ついでに、例えば、女性が子宮筋腫の手術をした経歴があればそれもだめかと聞いたら、「イエス」。せっかく申し込んだが、取り消した。
 職場にあったときには、40歳以上は胃検診は義務になっていたが、一度もこんなトラブルはなかった。

 「お役所仕事」と悪く言われるてもしかたがないのではないだろうか。

« 「言志録」 20 | トップページ | 誌上展ー楽しみの書画展 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/84461/21179791

この記事へのトラックバック一覧です: お役所の生活機能チェックリスト:

« 「言志録」 20 | トップページ | 誌上展ー楽しみの書画展 »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック