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2008年3月17日 (月)

「言志録」 11

 少しでも頭の中にほこりたかぶる気持ちがあれば、それは天地の道理と相離れることである。(28)

 「ほこりたかぶる気持ち」と同じではないが、別物でもないという気がするものに、「生きがい」がある。自分の存在意義を実感できる状態とどこか通ずるものがあるように思うのだが、どうだろうか。
 安岡正篤が「人間を磨く」の中で、隋の正通が言ったという「三有」ということを、次のように紹介している。 
 「三有とは何か。慈であることがその一。倹であること、倹約で贅沢でないことがその二。その三は、敢えて天下の先と為らず。これは「老子」の中にもある有名な言葉で、人と下らぬ競争などしない。先っ走りはしないこと。なるほどこれだけのことができたら、人間も大自在である。及ばずながら行じたいことである。」  

 

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