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2007年11月14日 (水)

マチの展覧会

 昨日、散歩のついでに小さな画廊でやっている絵画の個展を見てきた。抽象画はなんだかわからなかった。

 今日は、午前中に日高市美術展を家内と一緒に見に行ってきた。絵画の作品は多いが、ほかは例年よりも少ない。特に工芸・彫塑部門は少なかった。

 絵画で、いきがい大学の同級生のKさんが「秀作」を受賞していた。私の目では、もっと上の賞に入ってもよいのでは?という、いい作品だった。残念なのは、額が他のどの作品よりも粗末だったことだ。彼は額で損をした、と思った。

 受賞作を見て、どうしてこの賞なのか?と疑問なものもある。審美眼のない者の偏見か?何となく「静物画」に票が入ったように感じた。水墨画もかなり出ていた。飯能の美術展に比べて質・量ともに勝っている。招待作品がかなりあって、一般応募作品に比べてこれらは「さすが」と思わせるものがほとんどである。

 工芸・彫塑部門で、きつつきの会のSさんが市長賞を受賞していた。大きな器で、製作過程も何度か見ていたが、存在感のある立派なものだ。材料は朴。淡い墨色で落ち着きもある。大きいからということもあるが、かなりの部分を電動工具を使っている。電動工具を使わない(使えない)私にはできないことだ。

 私の出した「童女四季」が文化協会長賞に入っていた。この賞の受賞は二度目である。一つ一つの像が小さいけれど、四体あるのでいくらか目に留まりやすくなったかもしれない。展覧会作品は、絵画でも何でも大きくなくては引き立たない。その点「日常」を逸している。こんなに大きなものを飾れる場所のある家があるのだろうか?と思うようなものが大体、展覧会用の作品である。私は、これには幾分反感を持っている。自分がそういう大きな作品を作れないからそのひがみでもあるが、自分の身の回りにおいて見たり使ったりして楽しむことができないようなものを作っても、つまらないと思うのだ。芸術・美術は実用品ではない、と言われるかもしれない。それでも、展覧会場や美術館のような大きいスペースでなければ飾れないような作品は、これからも作ろうとは思わない。自分の身の回りにおいて楽しんだり、ほしいといってくれる方があれば差し上げて、その方のお宅においていただきたい、そういうものを彫ったり描いたりしていきたい。

 今日の午後は、福祉センターでやっている水墨画展を見に行ってきた。これは、福祉センターでやっているサークルの発表展示である。知っている人の作品がほとんど。以前からそうだが、このサークルでは大きいものは描いていない。高齢者が趣味でやっているサークルらしい。これなら自分の家の壁にかけられる。水墨画の題材が、山水や草花などに集中しがちなのは、絵にしやすい、絵になるからだと思うが、生意気なことを言うようだが、私としてはできればそういうところを脱したらどうか、と思っている。絵画のクラブで水彩や油彩などのいわゆる洋画にも触れているからかもしれない。いま、1ヶ月ほど前に描いた水墨画と同じ構図で油絵を描いてみている。どうなることか。

 11月9日の埼玉新聞に、投稿した俳句が載った。三度目である。「山々の低く覚ゆる秋の雲」という句。散歩の途上での、嘱目・感想である。

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