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2007年8月24日 (金)

佐賀北高の優勝を称える

 今朝、テレビで甲子園の高校野球で優勝した佐賀北高校の凱旋の様子を見た。

 報道によると、県立の進学校で、部活動が試験前には禁止になるとか、大会中も宿舎で勉強をしていたという。高校生であればそうでありたいもの。そういう高校が優勝したことは全く素晴らしい。多くの学校が野球留学の生徒を集めている中で、諸手をあげて快挙を賞賛したい。

 公立の学校は私立に比べていろいろな制約を受けていて、条件が不利だ。生徒の募集がそうだ。父母から集めるPTA、後援会や体育後援会などの会費もかなり制限されている。これらを逸脱すれば教育委員会からお叱りがありマスコミの攻撃を受ける。

 私立に行かせるというのは、「わざわざ」私立を選ぶのだと思う。公立にはない「特別な」サービスを受けたいから私立を選ぶのだ。公立にはない思想信条・宗教の問題もあろう。それよりも多いのが、学習環境の良好さ快適さを追求する者が多いと思う。一昔以上も前、中学生の保護者から県立高校に電話で問い合わせがあって、オタクの学校にはエアコンが入っているかと聞かれたので、入ってないというと、いくつかの私立の校名を挙げてみんな入っているのにダメね、というようなことを言ったという。おそらく、今でも教室にエアコンが入っている公立高校はほとんどないだろう。

 公立にはない特別なサービスを受けようとするからには、それなりの対価を負担しなければならないということは覚悟のうえだ。ホテルだって病院だって列車だって「普通」以上のサービスを受けるには、余計にかかるもの。それなのに、よりよいサービスを受けている私立の教育費が高く父母負担が大変ということで、署名陳情があり、実際に公費が私立学校に出されている。

 その昔、私立が公立に行けない人が、やむをえず行っていた時代ならいざ知らず、今は「わざわざ」高級さを求めて行っているのだ。

 知らない人が多いのだが、実は私立は教育委員会の管理下にはない。今年だったか教育課程の不正が摘発されたが、あれなどは公立ではありえない。厳正なチェックがあるから。そして最近では、大学合格実績を多くして宣伝材料にするために、優秀な生徒に受験料を学校が出して(実は父母から集めた金?)、受験選手にしていたというニュースがあった。これなどは、大分以前から聞いていたことで、やっとでたかという感じだ。それにしても、マスコミの取り上げ方も手加減をしているとしか思えない扱いだった。

 くどい愚痴は終わりにしよう。とにかく、県立佐賀北高校が優勝したことは、小気味よいばかりの喜びだ。バンザーイ!

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